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アウトドア

ハイキング初心者の始め方|道具・服装・費用まとめ

ハイキング初心者の始め方|道具・服装・費用まとめ

「休日に自然の中を歩いてみたいけど、道具も費用もかかりそうで何から始めればいいかわからない」

そういう気持ちを持っている人は多いと思います。

実は、ハイキングは登山よりずっとハードルが低い趣味です。最初に揃える道具は3つだけ。費用も工夫次第でかなり抑えられます。

この記事では、ハイキングを始めるために必要な道具・服装・費用を初心者向けにまとめました。読み終わったら「次の週末に行けるかも」と感じてもらえれば嬉しいです。

ハイキングとは?登山・トレッキングとの違い

ハイキングは、整備された山道や自然の中を歩くアウトドア活動です。よく似た言葉に「登山」「トレッキング」がありますが、意味は少し違います。

言葉 内容 難易度
ハイキング 整備された低山や丘を歩くことが中心 低(初心者向け)
トレッキング 山岳地帯を数日かけて歩くこと 中〜高
登山 山頂を目指すこと全般 幅広い

初心者にはハイキングがもっとも始めやすいので、まずはここからスタートするのがおすすめです。

まず何を揃えればいい?初心者に必要な道具3つ

ハイキングを楽しむ様子

ハイキングを始めるときに最初に揃えるべき道具は「三種の神器」と呼ばれる3つです。逆に言えば、この3つさえあれば低山ハイキングは十分楽しめます。

①ザック(リュック)

ザックは、荷物を背負うための登山専用リュックです。日帰りのハイキングであれば、容量20〜30リットルのものが使いやすいです。背中にフィットする設計になっているため、長時間歩いても疲れにくくなっています。

普通のリュックでも歩けますが、肩への負担が大きく疲れやすいため、なるべくハイキング用を用意することをおすすめします。

目安の価格:5,000〜15,000円

②登山靴

登山靴は、山道を歩くために作られた靴です。普通のスニーカーと違い、靴底が厚くてグリップ力(滑りにくさ)が高く、岩や泥道でも安定して歩けます。足首をしっかりサポートしてくれるため、捻挫(ねんざ)のリスクを抑えやすくなります。

初心者のうちは、低山向けの軽量タイプで十分です。

目安の価格:8,000〜20,000円

③レインウェア

山の天気は平地とは違い、急に変わることがあります。快晴で出発しても午後から雨が降り始めることは珍しくないため、レインウェア(雨具)は必ず持っていく必要があります。

コンビニで売っている薄手のカッパとは違い、防水性と透湿性(湿気を外に逃がす機能)の高いものが登山向けに適しています。

目安の価格:8,000〜30,000円

服装の基本|重ね着で寒暖差に対応する

ハイキングの服装レイヤリング

山では標高が100m高くなるごとに気温が約0.6℃下がります。たとえば標高1,000mの山頂は、ふもとより6℃ほど涼しくなります。この温度差に対応するために、服は「重ね着(レイヤリング)」が基本です。

上半身の組み合わせ方

上半身は3つの層で考えます。

  • ベースレイヤー(肌に直接着る層):速乾性の高いインナー。綿素材は汗を吸っても乾きにくいので避けましょう
  • ミドルレイヤー(中間層):フリースや薄手のダウンなど。暑くなったらザックにしまえるものが便利です
  • アウターレイヤー(外側の層):レインウェアがそのままアウターになります

最初はベースレイヤーとレインウェアの2枚から始めるだけでも十分です。

下半身・靴下のポイント

  • ジーンズはNG:濡れると重くなり、乾きにくいため疲れやすくなります
  • パンツ:ハイキングパンツやトレッキングパンツが理想。夏でも薄手の長ズボンがおすすめです(虫・草・日焼け対策になります)
  • 靴下:登山用の厚みのある靴下を使いましょう。綿素材は蒸れやすく靴擦れの原因になります。ウール素材(メリノウールなど)が快適です

ハイキングにかかる費用の目安

ハイキングの費用は「最初の道具代」と「毎回かかる費用」に分かれます。

最低ライン・安心ライン・快適ラインで比較

予算感 初期装備費の目安 内容
最低ライン 約15,000〜20,000円 安価なザック+レインウェアのみ。登山靴は手持ちのスニーカーで代用
安心ライン 約35,000〜50,000円 ザック・登山靴・レインウェアの3点を揃える
快適ライン 約60,000〜80,000円 三種の神器+ウェアも登山用で揃える

1回あたりの費用の目安は以下のとおりです。

  • 交通費(電車・バスなど):1,000〜3,000円程度
  • 食事・飲み物:500〜1,500円程度
  • 駐車場(車の場合):500〜1,000円程度

道具を一度揃えてしまえば、あとは毎回2,000〜5,000円程度で楽しめます。

レンタルで始める方法

「道具を買っても続くか不安」という人には、まずレンタルで試す方法があります。アウトドア専門店や山の近くの観光施設でレンタルを行っているケースがあります。

  • 登山靴:500〜1,500円/日程度
  • ザック:300〜800円/日程度

まずレンタルで試してみて、続けたいと思ってから購入するのが賢い方法です。

初心者におすすめの山の選び方

最初の山は、以下の条件を目安に選ぶと安心です。

  • 往復の歩行時間が3〜4時間以内
  • 標高差が500m以内
  • 登山道が整備されている
  • トイレや駐車場が近くにある
  • 電波が入りやすい(スマホが使える)

具体的には、高尾山(東京)・六甲山(兵庫)・筑波山(茨城)など、アクセスが良く整備された低山が初心者に向いています。

自然の中で楽しめるアウトドア趣味として、釣りの始め方もあわせて読んでみてください。

ハイキングに向いている人・向いていない人

始める前に、自分に合っているか確認しておくのも大切です。

向いている人 向いていない人
自然の中でゆっくり過ごしたい人 すぐに結果・達成感を求める人
激しい運動は苦手だが体を動かしたい人 道具にお金をかけたくない人
写真や景色を楽しみながら歩きたい人 天気に関係なく毎週楽しみたい人
一人でも仲間とでも楽しみたい人 混雑した場所が苦手な人(人気の山は週末に混みます)

始める前に知っておきたい注意点

ハイキングは安全に楽しむために、いくつか知っておいてほしいことがあります。

  • 天気を必ず確認する:山の天気は変わりやすいです。山専用の天気予報サービス(「ヤマテン」「てんきとくらす」など)で出発前に確認しましょう
  • 初めての一人ハイキングは整備された山を選ぶ:登山者が多く道がわかりやすい山なら、万が一のときも助けを求めやすいです
  • 水分と行動食を必ず持つ:水は1〜1.5リットル程度、軽食(ゼリー飲料・おにぎり・チョコレートなど)も持参しましょう
  • 下山時間を意識する:暗くなってからの下山は危険です。遅くとも午後2〜3時には下山を始めることを目安にしてください

まとめ|最初の一歩はここから

低山からの景色

ハイキングは、自然の中をゆっくり歩くだけで楽しめる趣味です。難しいルールもなく、一人でも始められます。

まず最初にやることをまとめます。

  • 近くで行けそうな低山(高尾山・筑波山・六甲山など)を1つ決める
  • 登山靴・ザック・レインウェアの3点を揃える(まずレンタルで試すのもOK)
  • 天気の良い日を選んで、実際に歩いてみる

最初は短い距離からで十分です。山頂まで行かなくても、途中の景色を楽しむだけで十分に価値があります。ぜひ次の週末の計画に加えてみてください。

他のアウトドア趣味も気になる方は、アウトドア趣味の一覧もあわせてご覧ください。