「読書記録をつけてみたいけど、何を書けばいいんだろう…」
そう思いながら、結局始められていない人は多いのではないでしょうか。
読書記録は、難しく考える必要はありません。最初は3つの項目を書くだけで十分です。慣れてきたら少しずつ増やしていきましょう。
この記事では、読書記録を始めたい初心者に向けて、次のことを解説します。
- 読書記録をつけると何が変わるか
- 最初に書くべき項目(3つだけでOK)
- 手書きノートとアプリの選び方
- 続かない人がやりがちなパターンと対策
すでに読書を楽しんでいる人も、これから始めようとしている人も、参考にしてもらえると思います。
読書をこれから始めようとしている方は、読書を趣味にする始め方もあわせてご覧ください。
読書記録をつけると何が変わる?
「記録しなくても、本を読むだけで十分では?」と思う人もいるかもしれません。でも読書記録には、読むだけでは得られないメリットがいくつかあります。
読んだ内容を忘れにくくなる
本を読み終えた後、数週間もすると内容をほとんど忘れてしまう、という経験はないでしょうか。読書記録をつけると、読んだ直後に内容を自分の言葉で整理することになるため、記憶に残りやすくなります。
後から記録を見返すだけで「ああ、こんな本を読んだな」と思い出せるのも便利です。
自分の好みや興味が見えてくる
記録を積み重ねると、「自分はどんなジャンルが好きなのか」「どんなテーマに関心があるのか」が見えてきます。次に読む本を選ぶときにも役立ちます。
「最近ずっとミステリーばかり読んでいるな」「エッセイを読むと満足度が高い」といった自分のパターンに気づくことで、読書をより楽しめるようになります。
読書のモチベーションが続きやすくなる
読んだ本の冊数が積み重なっていくのを見ると、純粋にうれしくなります。記録自体がひとつの楽しみになるため、読書を続けるモチベーションになりやすいです。
「今月は3冊読めた」「去年より読む量が増えた」という実感は、記録をつけていないとなかなか気づけません。
初心者が最初に書く3項目だけでOK

「何をどこまで書けばいいのか」で悩んで、始める前に挫折してしまう人は少なくありません。最初はシンプルに、この3つだけ書けば十分です。
| 項目 | 書く内容 | 目安の時間 |
|---|---|---|
| ①タイトル・著者名 | 本のタイトルと著者の名前 | 30秒 |
| ②読了日 | 読み終えた日付 | 10秒 |
| ③一言感想 | 読んで思ったことを1〜2文で | 1〜3分 |
合計5分もあれば書けます。毎回完璧な感想文を書く必要はありません。「面白かった」「思ったより読みやすかった」でも立派な記録です。
①タイトル・著者名
基本中の基本です。後から見返したときに「どの本を読んだか」がわかればOKです。シリーズ本の場合は巻数も書いておくと便利です。
②読了日
読み終えた日付を残しておくと、「どれくらいのペースで読んでいるか」が後からわかります。読み始めた日も書ける人は書いてもいいですが、最初は読了日だけで十分です。
③一言感想(1〜2文でOK)
感想はできるだけ読み終えた直後に書きましょう。時間が経つほど印象が薄れます。「面白かった」「思ったより難しかった」「主人公に共感できた」など、ごく短い言葉で十分です。
うまく書こうとする必要はありません。自分だけが読む記録なので、メモ程度でOKです。
慣れてきたら追加したい項目
3項目に慣れてきたら、少しずつ記録を充実させてみましょう。次の3つがおすすめです。
印象に残った言葉・フレーズ
読んでいて「これはいい表現だな」と思った一文を書き留めておくと、後から読み返したときに発見があります。付箋を貼っておいて、読了後にまとめて書き写すと効率的です。
自分への気づき・行動メモ
ビジネス書や実用書を読んだ場合は、「この方法を試してみたい」「明日からこれをやってみよう」という気づきを書いておくと、読書が行動に結びつきやすくなります。
おすすめ度(★評価)
★1〜5で点数をつけるだけでも、後から本を選ぶときの参考になります。「面白かったかどうか」を直感で評価しておくと、似たジャンルの本を探すときに役立ちます。
手書きノートとアプリ、どちらがいい?

読書記録をつける方法は、大きく「手書きノート」と「スマホアプリ」の2つがあります。どちらが正解というわけではなく、自分のスタイルに合った方を選ぶのがポイントです。
| 手書きノート | スマホアプリ | |
|---|---|---|
| コスト | ノート代(100〜1,000円) | 無料〜(多くは無料で使える) |
| 書くタイミング | 読書中・読了後すぐ | いつでもスマホから |
| 検索・見返しやすさ | △(ページをめくる必要がある) | ◎(タイトルや著者名で検索できる) |
| 書く楽しさ | ◎(書く行為自体が楽しめる) | △(タイピングやタップのみ) |
| 続けやすさ | 人による | スマホに慣れている人には続けやすい |
手書きノートが向いている人
- 書くこと自体が好きな人
- ジャーナリングなど、ノートを使う習慣がある人
- 自分のペースでじっくり記録したい人
- デジタルから離れた時間を作りたい人
手書きノートの場合、100円ショップのノートでも十分です。最初から専用の読書ノートを買う必要はありません。
「書くこと自体が好き」という方には、ジャーナリングも読書記録と相性の良い趣味です。
アプリが向いている人
- 移動中や隙間時間に記録したい人
- 読んだ本の冊数を管理したい人
- 他の人の感想も読んでみたい人
- 手書きが面倒に感じる人
初心者におすすめのアプリ2選
アプリで始めるなら、次の2つが使いやすくておすすめです。
- ブクログ:バーコード読み取りで本を登録できる。SNS機能で他の読者の感想も読める。多くの人が使う定番アプリ。
- 読書メーター:読んだ本・読みたい本の管理がしやすい。月ごとの読書ページ数が自動集計される。
どちらも無料で使えます。まずどちらか一方をインストールして、試してみるといいでしょう。
読書記録が続かない人に多い3つのパターン
「記録をつけようとしたけど、いつの間にかやめてしまった」という人には、共通したパターンがあります。
①完璧に書こうとしすぎる
「感想を丁寧に書かないといけない」「要約も入れたほうがいいかな」と考えすぎると、書くのが億劫になります。読書記録は自分のためのメモです。一言でも十分です。
「今日は一言しか書けなかった」でも、続けた事実に意味があります。書く量より続けることを優先しましょう。
②読み終わった後に後回しにする
「あとで書こう」と思って、そのまま忘れてしまうパターンです。読み終えたらすぐ、本を閉じる前に一言だけメモする習慣をつけると続けやすくなります。
アプリを使っている場合は、本を読む場所にスマホを置いておくだけで書くハードルが下がります。
③難しい本だけを記録しようとする
「漫画や軽い本は記録に値しない」と思っていませんか。そんなことはありません。どんな本でも記録していいです。読んで楽しかった漫画も、気軽に読んだエッセイも、記録に残す価値があります。
記録のハードルを下げることが、続けるいちばんの近道です。
読書記録に向いている人・向いていない人
読書記録はすべての読書好きにおすすめできますが、向き不向きを知っておくと無理なく始められます。
向いている人
- 本を読んでも内容をすぐ忘れてしまうと感じている人
- 自分の読書傾向や好みを知りたい人
- ジャーナリングなど「書く趣味」に興味がある人
- 積み重ねが目に見えると続けやすい人
向いていない(苦手かもしれない)人
- 記録そのものがプレッシャーになってしまう人
- 読書は純粋に楽しむだけでよいと感じている人
- 書くことが苦手で、ノートやスマホ入力が負担な人
「向いていないかも」と感じた方は、無理して記録をつける必要はありません。読書は楽しむことが一番です。ただ、「試しに1冊だけ書いてみる」という体験は、意外と面白いと感じる人も多いので、気が向いたときに試してみてください。
まとめ:まず1冊だけ記録してみよう
読書記録は、完璧に書こうとしなくていいです。まずは次の3項目から始めてみましょう。
- タイトル・著者名を書く
- 読了日を書く
- 一言感想を書く(「面白かった」でOK)
ノートでもアプリでも、手元にあるもので構いません。難しい本でも軽い本でも、どんな本でも記録していいです。
まず1冊だけ試してみると、「こんなに気軽にできるんだ」と感じてもらえると思います。
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