\PCゲームの世界へようこそ/ゲーミングPC最高に快適なゲームライフを始めましょう!
息をのむほどの美しいグラフィック、圧倒的な没入感、そして爽快な操作性。 PCゲームは、コンソールゲームとは一線を画す、比類なきゲーム体験を提供します。しかし、その真髄を味わうためには、高性能なゲーミングPCが不可欠です。
この完全ガイドでは、PCゲームの世界への第一歩を踏み出すあなたのために、ゲーミングPCの選び方とおすすめモデルを徹底解説します。
予算、プレイしたいゲーム、求める性能など、あなたのニーズにぴったりの一台を見つけて、最高に快適なゲームライフを手に入れましょう!
ゲーミングの基本スペック
ゲーミングPCは一般的なPCとは異なり、高負荷なゲームを快適に動作させるために設計されています。その核となるのが、CPU、GPU、RAM(メモリ)、ストレージといった基本スペックです。
本段落では、ゲーミングPCの心臓部とも言える基本スペックについて、その役割と選び方、そして快適なゲームプレイを支える最適な組み合わせについて詳しく解説します。
CPU:ゲームの頭脳、処理速度とフレームレートを司る司令塔
CPU(Central Processing Unit)は、パソコンの頭脳とも呼ばれる重要なパーツです。ゲームにおいては、ゲーム全体の処理速度やフレームレート(画面の更新速度)を左右する重要な役割を担っています。
ゲーム内のあらゆる動きや情報を瞬時に処理し、滑らかなゲームプレイを実現しています。
CPUの性能が低いと、フレームレートの低下やカクつき、遅延などが発生し、ゲーム体験に大きな影響を与える可能性があります。
CPUのを選ぶ時のポイント
- クロック周波数:
- CPUの動作速度を示す指標で、クロック周波数が高いほど処理速度が速くなります。一般的には、3GHz以上がおすすめです。
- コア数とスレッド数:
- CPUには複数の処理を同時に実行できるコアと、コア内でさらに並列処理を行うスレッドがあります。コア数とスレッド数が多いほど、多くの処理を並列に行うことができ、処理速度が向上します。ゲーミングPCでは、6コア以上、12スレッド以上がおすすめです。
- キャッシュ:
- CPU内部に搭載された高速なメモリで、頻繁にアクセスされるデータを一時保存する役割があります。キャッシュ容量が大きいほど、処理速度が向上します。
近年では、Intel Core i5以上、Ryzen 5以上のCPUがゲーミングPC向けとして人気です。特に、最新世代の高性能CPUを搭載したモデルであれば、より快適なゲームプレイを楽しむことができます。
おすすめのCPU
Intel
Core i5-13600K: 高いクロック周波数と10コア(6Pコア+4Eコア)、16スレッドを備え、コストパフォーマンスに優れたモデルです。
Core i7-13700K: 16コア24スレッドの高性能CPUで、最新のゲームでも快適に動作します。
Core i9-13900K: 24コア32スレッドの最高スペックを誇り、最も要求の厳しいゲームや作業にも対応可能です。
AMD
Ryzen 5 7600X: 6コア12スレッドのエントリーモデルで、初めてゲーミングPCを購入する人にもおすすめです。
Ryzen 7 7800X: 8コア16スレッドの高性能モデルで、ブーストクロックが高く、最新のゲームでも快適に動作します。
Ryzen 9 7950X: 16コア32スレッドのハイエンドモデルで、最高のパフォーマンスを提供します。
これらのCPUは、いずれも高いクロック周波数、コア数、スレッド数、キャッシュ容量を備えており、高負荷なゲームでも快適に動作させることができます
RAM(メモリ):スムーズなゲーム進行を支える道路
パソコンゲームにおいて、CPUがゲームの頭脳役だとするならば、RAM(Random Access Memory)は、そのゲーム世界を繋ぐ道路と言えるでしょう。
RAM(メモリ)は、ゲーム起動時に読み込まれたデータや、ゲームプレイ中に必要な情報を一時的に保存しておく場所です。容量が大きければ大きいほど、多くの情報を同時に扱えるようになり、ゲームの進行がスムーズになります。
RAM容量が不足していると、必要な情報を読み込むために時間がかかったり、古い情報が書き換えられずに残ってしまったりして、ゲームがカクついたり、フリーズしたりする原因となります。
RAM(メモリ)を選ぶ時のポイント
- 容量:
- 近年のゲームでは、8GB以上のRAMが推奨されていますが、16GBあれば多くのゲームを快適にプレイすることができます。より高度なゲームや、複数のアプリケーションを同時に起動する場合は、32GB以上のRAMも選択肢となります。
- 速度:
- RAMの速度はクロック数で表され、クロック数が高いほどデータ転送速度が速くなり、処理速度が向上します。DDR4-3200MHz以上がおすすめですが、最新のDDR5メモリも検討する価値があります。
- デュアルチャネル:
- RAMを2枚セットで搭載することで、メモリ帯域幅が倍増し、処理速度をさらに向上させることができます。マザーボードが対応している場合は、デュアルチャネル(メモリを2枚)で運用することをおすすめします。
おすすめのRAM(メモリ)
現在、ゲーミングPCにおすすめのRAMは以下の通りです。
- 容量: 16GB~32GB
- 速度: DDR4-3200MHz以上
- メーカー: Crucial、Corsair、G.Skill
これらのRAM(メモリ)は、容量、速度、価格のバランスが良く、ゲーミングPCに最適です。
ストレージ:ゲームの世界を支える倉庫!容量と速度で快適さを選ぶ
パソコンゲームにおいて、CPUがゲームの頭脳、RAMが高速道路だとするならば、ストレージはゲームの世界を支える倉庫と言えるでしょう。
ストレージは、ゲームのプログラムやデータ、セーブデータなどを保存する場所です。容量が大きければ大きいほど、多くのゲームやデータを保存することができます。
まるで広大な倉庫にたくさんの荷物が整然と並んでいるように、十分な容量のストレージは、必要なゲームやデータをいつでも快適にアクセスできるようにします。
ストレージ容量が不足していると、新しいゲームをインストールできない、セーブデータが保存できないといった問題が発生する可能性があります。
ストレージの種類
ゲーミングPC用ストレージには、主に以下の2種類があります。
- HDD(Hard Disk Drive): ハードディスクドライブの略称です。大容量のデータを安価に保存することができます。しかし、アクセス速度が遅いため、ロード時間に時間がかかるという欠点があります。
- SSD(Solid State Drive): ソリッドステートドライブの略称です。HDDよりもアクセス速度が格段に速いため、ロード時間が短くなり、ゲームの起動やデータの読み書きが快適になります。ただし、HDDよりも価格が高くなります。
内部ストレージとしてHDDとSSDを挙げていますが、外部ストレージやオンラインストレージなど、他の種類のストレージも存在します
また、SSDとHDDを組み合わせて使用する方法もあります。SSDにOSとよく使うゲームをインストールし、HDDに大容量のデータや使用頻度の低いゲームを保存するという使い方をしている人も多くいます。
ストレージを選ぶ時のポイント
ゲーミングPC用ストレージを選ぶ際は、以下のポイントをチェックしましょう。
- 容量: プレイしたいゲームの容量や、保存したいデータ量に合わせて選びましょう。近年では、大容量のゲームが多いため、1TB以上の容量がおすすめです。
- 速度: ロード時間を短縮したい場合は、SSDがおすすめです。予算が許せば、OSやゲームをSSDにインストールし、その他のデータはHDDに保存するといった使い分けも有効です。
- フォームファクタ: ストレージの形状です。一般的な2.5インチと、より高速なデータ転送速度が可能なM.2の2種類があります。マザーボードが対応しているフォームファクタを確認する必要があります
おすすめのストレージ
現在、ゲーミングPCにおすすめのストレージは以下の通りです。
- SSD: Samsung 980 Pro、Western Digital Black SN850、Corsair MP600 Pro
- HDD: Seagate Barracuda Pro、Western Digital Red Plus、東芝 MAMR HDD
これらのストレージは、容量、速度、価格のバランスが良く、ゲーミングPCに最適です。
自作PC、BTO、あなたに最適な方法は?
パソコンゲームを始めるなら、高性能なゲーミングPCがおすすめです。しかし、いざ購入となると、自作PC、BTO、既製品など、様々な選択肢があり、どれを選べばいいのか迷ってしまいますよね。
そこで今回は、それぞれの入手方法のメリットとデメリットを詳しく比較します。
自作PC:自由度と達成感を味わえる
自作PCは、パソコンパーツを自分で選んで組み立てていく方法です。パーツ選びから組み立てまで全て自分で行うため、自由度が高く、自分だけのオリジナルゲーミングPCを作ることができます。
メリット
- 予算とニーズに合わせた最適な構成を作れる
- 最新のパーツを自由に選べる
- 組み立ての過程を楽しみながら、パソコンの知識を深められる
- 愛着のある自分だけのゲーミングPCを作れる
- コストパフォーマンスが良い場合がある
デメリット
- パーツ選びや組み立てに時間と知識が必要
- トラブルが発生した場合、自分で解決する必要がある
- 保証内容が限られる場合がある
- パーツ間の互換性確認が必要です。
BTO(Build To Order):カスタマイズと安心を両立
BTOは、メーカーが用意した基本構成から、CPU、GPU、メモリ、ストレージなどのパーツを自由にカスタマイズして注文できる方法です。自作PCよりも手軽に、自分好みのゲーミングPCを作ることができます。
メリット
- パーツ選びの負担が少なく、手軽に注文できる
- ある程度のパーツ構成が決められているため、互換性の心配がない
- メーカーによる保証が付いているので、トラブルが発生しても安心
- ある程度のカスタマイズが可能なので、ニーズに合った構成を作れる
- 組み立てや初期設定の手間を省くことができます。
デメリット
- 完全に自由な構成はできない
- 自作PCよりも価格が高くなる場合がある
- 納期まで時間がかかる場合がある
既製品:手軽さとサポートを重視
既製品は、メーカーが完成させたゲーミングPCを購入する方法です。家電量販店やネットショップなどで販売されており、すぐに購入して持ち帰ることができます。
メリット
- すぐに購入して持ち帰ることができる
- 初期設定が完了しているので、すぐに使い始められる
- メーカーによる保証が付いているので、トラブルが発生しても安心
- 初心者でも簡単にゲーミングPCを導入できる
- 購入後のサポートが充実している
デメリット
- パーツ構成を変更できない
- コストパフォーマンスが低い場合がある
- サポート体制が限られる場合がある
快適プレイのための周辺機器選び
ゲーミングモニター
ゲーミングモニターは、一般的なモニターと比べて、滑らかな画面表示と素早い応答速度を実現した、ゲーム専用のモニターです。
まるで高性能な双眼鏡で戦場を見渡すように、敵の動きを逃さず、より快適にゲームを楽しむことができます。
特に、FPSやTPSといったアクション性の高いゲームでは、その真価を発揮します
ゲーミングモニターの重要性
ゲーミングモニターは、一般的なモニターと比べて以下の点が優れています。
- 高リフレッシュレート: 滑らかな画面表示を実現し、ゲームプレイの快適性を向上させます。
- 高速応答速度: 残像やブレを抑え、より自然な映像を楽しめます。
- 広い視野角: どの角度から見ても鮮明な映像を楽しめます。
- ゲーミング機能: ゲームに特化した機能を搭載しているモデルが多いです。
これらの特徴により、ゲーミングモニターは、FPSやTPSといったアクション性の高いゲームはもちろん、RPGやシミュレーションゲームなど、様々なジャンルのゲームをより快適に楽しむことができます。
ゲーミングモニターのポイント
ゲーミングモニターを選ぶのポイントは、以下のポイントをチェックしましょう。
- 画面サイズ: 24インチ~27インチが一般的です。自分のプレイスタイルや設置スペースに合わせて選びましょう。
- 解像度: フルHD(1920×1080)、WQHD(2560×1440)、4K(3840×2160)などがあります。解像度が高いほど、より高画質な映像を楽しめますが、PCの性能も必要になります。
- リフレッシュレート: 60Hz、144Hz、240Hzなどがあります。リフレッシュレートが高いほど、滑らかな画面表示を楽しめます。
- 応答速度: 1ms、5ms、10msなどがあります。msの数値が低いほど応答速度が速いことを表していま。応答速度が速いと、残像やブレを抑えられます。
- パネルの種類: IPSパネル、TNパネル、VAパネルなどがあります。それぞれに特徴があるので、自分の好みや用途に合わせて選びましょう。
- ゲーミング機能: FreeSync、G-SYNC、HDRなど、ゲームに特化した機能を搭載しているモデルが多いです。
ゲーミングキーボード
ゲーミングキーボードは、一般的なキーボードと比べて、高速なキー入力を可能にするメカニカルスイッチや、ゲームに特化した機能を搭載したキーボードです。
特に、FPSやTPSといったアクション性の高いゲームでは、その真価を発揮します。
ゲーミングキーボードの重要性
ゲーミングキーボードは、一般的なモニターと比べて以下の点が優れています。
- 高速なキー入力を可能にするメカニカルスイッチ: クリック感と応答性、正確な入力を必要とします。また、キーの耐久性も高く、長期間使用できなくなります。
- ゲーム専用の機能: マクロキーやゲーミングモード、カスタマイズ可能なRGBライティングなど、ゲームプレイを快適にする機能とモデルです。
- 長時間プレイでも疲れにくい設計: 手首への負担を軽減するエルゴノミックデザインや、取り外し可能なリストレストを採用したモデルです。
- アンチストキー機能: 複数のキーを押し続けても正確に認識する機能を搭載しているモデルです。
ゲーミングキーボードを選ぶ時のポイント
- スイッチの種類: メカニカルスイッチには、Cherry MX、Razer Green Switch、Logitech Romer-G Linear Switchなど、様々な種類があります。 それぞれクリック感や打鍵音、アクチュエーションポイント(キーが反応する深さ)が異なるので、試写機などで触って自分に合ったものを選びましょう。
- キー配列: テンキーレス(TKL)、フルサイズ(テンキー付き)、60%サイズ、英語配列(ANSI)、日本語配列(JIS)など、様々なキー配列があります。自分のプレイスタイルや好み、デスクスペースに合わせて選びましょう。
- 耐久性: 無限のメカニカルスイッチは、何千回ものキー入力に耐える耐久性を持っています。長期間の使用を想定しているため、耐久性の高いモデルを選ぶことをお勧めします。
- 接続方式: USB有線接続の他に、Bluetooth接続や2.4GHz無線接続に対応したワイヤレスモデルも増えています。レイテンシーを気にする場合は有線モデルが、デスク周りをすっきりさせワイヤレスモデルが適しています。
- ホットスワップ対応: キースイッチを自由に交換できるホットスワップ対応のモデルも登場しています。これにより、好みのスイッチに簡単に交換することができます。
ゲーミングマウス
キーボードと並んで重要な役割を果たすのがゲーミングマウスです。
マウスの動きが画面上のカーソルに反映されるため、精度の高い操作が求められます。
しかし、一口にゲーミングマウスといっても、種類や機能は様々です。
ゲーミングマウスの重要性
ゲーミングマウスは、一般的なマウスと比べて以下の点が優れています。
- センサー: ゲーミングマウスは高精度なセンサーを搭載し、敵の動きを逃さず、より正確な操作が可能。
- トラッキング: ゲーミングマウスは高速なトラッキング性能で、素早い動きにも滑らかに追従。
- 重量: ゲーミングマウスは軽量設計で、長時間プレイでも疲れにくい。
- ボタン数: ゲーミングマウスはサイドボタンなど複数ボタンを搭載し、複雑な操作にも対応。
- DPI設定: ゲーミングマウスはDPI設定機能で、マウス感度を自由に調整可能。
ゲーミングマウスの選び方
- センサー: ゲーミングマウスには、センサーの種類が2つあります。光学式センサーとレーザー式センサーです。FPSやTPSなどのゲームをプレイしたい方は、高精度なトラッキングで、精密なエイムや操作が可能なレーザー式センサーがおすすめです。
- サイドボタンの数:マウスの種類により再度ボタンの数が異なります。なお、再度ボタンの数が多いほどマウスが重くなる傾向があります。
- 軽量なデザイン: 長時間のプレイでも疲れにくい軽量なデザインが多いです。最軽量モデルでは50g以下のものも含まれています。
- 重量:操作性や疲労感に大きく影響を与える重要な要素です。一般的に、ゲーミングマウスの重量は50g~120g程度のものが多いですが、近年はさらに軽量なモデルや、重量調節機能付きのマウスも登場しています。
自分に合ったスペックと予算の見極め方
ゲーミングPCは、CPU、GPU、メモリなど、様々なパーツで構成されています。
それぞれのパーツには役割があり、性能によって価格も大きく異なります。
まずは、自分がプレイしたいゲームの推奨スペックを確認しましょう。
推奨スペックを満たしたゲーミングPCを選ぶことで、快適なゲームプレイを楽しむことができます。
高性能なゲーミングPCは高価ですが、予算に合わせて自分に合ったスペックを選ぶことができます。
無理のない範囲で、最適なスペックのゲーミングPCを見つけましょう。